或るフリーターの手記

29才フリーター、日々の雑感を記す

「凡人」を受け入れ、生きる。それでも迷ったら、竹原ピストル。

才能ない。特別秀でた特技も経歴もない。29才フリーター。「凡人」の私は、どう生きれば幸福だろう? 目次 ◎才能と年齢 ◎「凡人」の理由 ◎受け入れ、生かしてく 「凡人(ぼんじん)とは、優れた性質や変わった性質を持たない人間のこと」 Wikipedia「凡人」 …

スーパーマンに憧れて、、、「国盗り物語」 司馬遼太郎 

かっこよく生きたい、、 子供のころは誰しもスーパーマン、もしくはスーパーウーマンに憧れたと思う。 来年30才になる僕は、いまだにスーパーマンに憧れている 宮沢賢治、西村賢太、トムウェイツ、宮本浩次、真島昌利、竹原ピストル、上橋菜穂子、藤田和日…

自分軸で生きるために━『推しの素晴らしさを語りたいのにやばいしかでてこない』(三宅香帆)

『推しの素晴らしさを語りたいのにやばいしかでてこない』 書評家 三宅香帆さんの著書。つい最近まで、三宅さんについては全然知らなかった。 編集者の佐渡島庸平さんのyoutubeチャンネルでこの本が紹介されており、気になって 買って読んでみた。 めちゃく…

西村賢太に耽る

2023 2月4日 仙台 曇天 路の氷は大方溶けており 今日は自転車でバイトに行けた。善き。 なんだか今日は悉く会う人達の機嫌が悪く、ちょっと弱った。 バイトの最中ずっと 注文した品、西村賢太「蝙蝠か燕か」のことで 頭がいっぱいであった 4年前に 2,3作…

糞人生

動画作成を始めることにした 私の糞人生を記録することにした 思いの外動画作成はたのしいが 書を読む時間が削られるので 長くは続かない気がするなぁと早くも 暗雲を吐き出している というかこの動画戦国時代にこんなフリーターの ものなど誰も見やしないだ…

底冷えした朝のさらに底に

底冷えの朝、木造40年の安アパートの角部屋で 男は二重の毛布にくるまり震えていた 時計は6 時を指していた。 昨日、湯を沸かす電気代をケチって湯たんぽを 沸かさなかったことを甚だ後悔した 足の指はすっかり冷たくなっていた ぼんやりした頭で今夜も夜勤…

電気代高い、、深夜ラヂオ

おらの暮らしは昼眠り、夜に活動する昼夜逆転 生活だ。それをもう5年続けている。 おそらくナニカの精神疾患を抱えているかもしれない。まぁそれはよしとして、、 最近、 タッチパネルにもキーボードにも疲れた僕は ラヂカセを引っ張り出して聴いている 電気…

明け方の憂鬱 

「いらっしゃいませ。環境保護のため、プラスチック削減にご協力ください」 夜明け。 機械的なアナウンスが繰り返される店内に 緊張が走った。 「おい、レジ袋って言ったよな?」 「申し訳ございません、、」 男の店員がややけだるげに、頭を下げていた。 「…

2022 0401

― 肥大する。頭だけが。走らないから、痩せないのだ、、― 夜の海に、本を浮かべ 平西は 水面にちりばめられた星のような文字を追いかけていた 一 或るフリータの話 大学を卒業し、就職も就活もしなかった平西は 週5日の深夜のコンビニバイトを始め4年が経…

むじーな マイクロフォン。

ちゃんとね 宅録をやろうと思いまして 色々調べました、、 むじーな マイク。宅録 セッテイング、オーディオインターフェース、配置、コンデンサー、ダイレクト むじー。。。 はてさてそして、oh 金がかかるかかるかかるよ たぬきちー 困った僕は とりま マ…

戦争を眺める 遠くから

昨日 新しくマウスで買った パソコンが届いた モニターはまだなのでテレビにぶっさしている。エロ動画はまだ見ていない。 見たのは ホロライブ 星街すいせいの配信 トムウェイツ 宮本浩次 そして ウクライナ ロシアの戦争のニュースである ある記者がウクラ…

なんとなく花明かり虚しく

夏の夕べ、8月の初週、7月の梅雨が明け からりと暑い夕べであった 僕は部屋でごろ寝して本を読んでいた 今日は本当に暑く(僕の住んでいるのはアパートの二階だが特に暑かった)パンツ一丁でもだくだくと汗をかいたクーラーという便利なものがあるのだが、なん…

夏の夜空に呼ばれても

7月下旬、湿気はひどかったが、暑さはそれほどでもない朝の10時に寝て、起きると もう夜の8時を回っていた 週5日コンビニで夜勤のアルバイトをしている僕は 今日、明日が休みということで、少し気分が落ち着いていた(アルバイトがある日は本当に憂鬱になる …

「死期の景色」

「死期の景色」夜明け、夜勤明け 退屈な戦いが終わった帰宅、日本酒を一杯、川へ散歩、、今日は平日 凡そ、多くの人は働きに出かける時間だ僕は、川へ、散歩 昨日は雨が降った それは時折、激しい音を立てたりもしていた水かさは増し、河川敷の眺めも変わっ…

金が欲しい

流れ星に願い星 金 金 かねがね 金 金 金が欲しい金 金 かねがね 金 金 金が欲しい流れ星に願い星the twinkle twinkle litle star金をおくれ、、

「幻想と現実」の話

幻想と現実の境界線 ソンナモノヲ探すのは なぜだろう?幻想に浸りたきゃ浸ればいいのに 現実を謳歌したいならすればいいのにその狭間を探すのは、きっとそこに うようよ、ねとねとの、吐き気がするほど美しい川が流れてるんじゃないかなーなんてっ 想ってし…

溺れ、そして、這い上がれ!

~雑多な散文をひとつ~なにかに溺れる経験は大切なように想う酒、タバコ、異性、その対象は挙げればきりがないがなにかを深く知りたいのなら、やはり、それを溺愛することしかないんだと想うのです寝食を忘れ、そのことを四六時中浮かべ、その海で ジタバタ…

ごみ置き場の野良猫

「そこでなにをしてるんだい?」 夜、ビルの裏、座り込み、コンビニのバイトの休憩時間、高い暗い空からそんな声が雨と共に降ってきた、そんな気がした。 「こんなはずじゃない」なんて負け台詞を 吐くほどの元気すらなんだかどこかへ置いてきた そんな気が…

裸足の哲学者

「空の青さは覚えたかい?」 裸足の哲学者は呑気な顔で僕に尋ねた 「いーやまだまだ」 僕は情けなく笑って答えた「君は僕よりもずっと長く生きているのにね」 裸足の哲学者は4本足の前2本を折り曲げ、つの字に伸びていた仕方ないじゃないか 空の青さなどとい…

メロディーを紡ぐ風なことを言ってるだけでは全くダメ

メロディーを疎かにしてはいけない!唄の終着はすべて沈黙である そこに至るまでの過程にこそ味わいがある現状のおらの唄には全く味わいがない思想を強めるだけでは ひとには響かない終着にいたるまでの過程、悩み、恐れ、迷い、それでも果敢に臨む、、そう…

めくるめくメロディー

タンタンタン タタタタタンタッタータッター口ずさみ、歩くメロディーがいつも似通うハァーとため息うんざりしてる暇はないのですダラダラと怠け者の血を滾らせてる場合でも 言い訳をしてる場合でもないのですこれから毎朝遺書を書くつもりで書いてゆこー

夜明けのオレンジ

夜明けのオレンジは美しいそんなことを想った夜明けを何度も何度も見続けて なぜ今なのかは分からないがそんなことを想わずにはいられなかった他の世の一切の移ろいを省みず そればかりを見ていたいと、、26になる男は想っていた、、夢など見るな馬鹿になる …

空想う

空想 「現実にはあり得ないことを思うこと」現実 「現にこうであるという状態」現 「正気なさま」その他、諸々、、アル中気味の哲学者気取りは正気を失った 現実から逃避したかったわけではないが 嫌になったのだと思う、きっと穏やかな夕暮れ 鳥鳴く 車走る…

袋小路の水溜まり飛び込んだって異世界には行かない

人生、袋小路に迷い混んだ大学時代、沢山本を読んだ 恐らく1000を越えるくらいは、、それがなんの役にたった?中途半端に字面だけ覚えて なんの中身もない文字だけが浮遊し たまに文章として書き起こすと虚しさばかりが 込み上げる。泪なんてちっとも、微塵…

のらねこ回想録 「三日月ノクターン」

「三日月ノクターン」Oh baby星空図鑑と Oh babyキャンバス持って 旅に出ようよ!いつだって 子守唄は三日月ノクターンいつかきたような 旅路の果ての果て 老いた驢馬と路傍の白い花 晴れ間なんて見えやしないねって うつむき加減で低く笑い合ったここら辺り…

のらねこ回想録~星屑みたいなぁバラッドヲ~

「星屑みたいなぁバラッドヲ」野良猫、星空、夜と月 唄うよ尽きないバラッドヲ 白黒世界のその先で 星屑みたいなぁバラッドヲ愛らしい雨に降られた後で 貴方の声が傘と気付く あっけなく夜は過ぎるから 歩むよ、未来へと、続く道星屑みたいなぁバラッドヲ 輝…

のらねこ回想録 2 ~白黒の大先生と愚民の唄~

愚民の唄を口ずさみ今日もいつもの曲がり角とんがり髭を揺らして、白黒の大先生は 塀を飄々と飛び降り、こちらへのそりのそりと歩いてくる青雲、我を映せと言わんばかりの威風堂々とした 体である嗚呼、格好がよいとはこれである!野にあって、空を宥め、自…

のらねこ回想録 1

吾輩は猫である名前はいらない 名前があってもなくても吾輩は吾輩である哲学風に漱石の威を借りる今日も、雲は白く、空は青い武漢ではよく分からないウィルスが蔓延しているらしい我輩は白黒の老猫、声は掠れ、髭は尖って、目には老獪さと柔らかな諦めの調子…

死が側で嗤っている

「死」が側で嗤っている 令和元年10月半ば この頃、そんなことを強く感じる 秋風のせいか、不眠のせいか、退屈のせいか分からないが確かに強くそんなことを感じる「死」の匂いが近くに香っているのは、決して悲観的になることではないだろうきっと、そんな状…

「荒野をゆく」1 序章

物語の始まりは決まって唐突である だれであれ、その「始まり」を求めることはできない。いつも、物語は向こうからやってくるのだだが、確かに物語は始まった。いや、もっと言えばもう物語も中盤といったところか人がいつ路に倒れるかは分からない だが、私…