或るフリーターの手記

29才フリーター、日々の雑感を記す

人が人であるとは?

人が人であるとはどういうことだろうか?

私はどうして生きればよいのだろうか?

齢23歳にして改めて思案してみる。

 

この年齢にあっても全く自己の確立がなされていないことを恥じる。

毎日本ばかりを読んでいる。焦る。来月には、社会にほっぽり出されるわけだが、何の技術をも習得せず大学生活を終えたことを甚だ後悔している。

奨学金も返さなければいけないし、定職にもつけていない全く困ったやつだと思う。

 

自分を恥じる暇があることにも、また恥じらいを覚える。自らの怠惰にはほとほとうんざりである。私はどうにも飽き性で一つのことを続けることができない性格のようだ。

 

テレビも新聞もみず、インターネットでネットサーフィンもしないので世情にはとんと疎くなっている。(見ても見なくても大して変わりはないと思っているのだが)

 

しかし、最近良いこともあった。自分が苦しいと思う立場にいると本当に小さなことで幸せを感じることに気付くことができる。また、感性も鋭くなったように思う。(気のせいかもしれない)

 このほんの少しの幸せにありつけただけで私は今とても幸せである。いつまで続くかはわからないが苦難にあってこその幸せをかみしめて生きよう。

 

人が人を実感するのはやはり幸せを感じているときであるのだろう