ものくろ

からっぽの話

心模様殴書 「一鬼夜行」 第20號 「疲果」

日光と月光なら月光が好きだ
きっと、夜が暗いから、月光のほうが良いものにみえるんだろうな

げっこうゆらゆら
星が見えるところに住みたい

疲れてしまうと駄目だね
ぽちゃんと何も跳ねなくて

きっと、恵まれているのだろうけど、
それでも、悩まずにはいられない
きっと恵まれているのだろうけど
それでも、死を思わずにいられない
きっと、恵まれているのだろうけど
それでも、幸せをあまり感じられない
きっと、私の心が貧しいのだろう
きっと、私の心が乏しいのだろう
きっと、私の心が卑しいのだろう

部屋は散らかり、金もなく、それでも笑えと言う人がいるなら、酷な人だ

日々の貧窮に耐え
世の悲しみと向き合い
希望を捨てず
愚痴を言わず
ただ、好きな詩を作り、唄う
人の嘲笑も、笑顔で受け入れ
酷い作品を黙々と創り続ける
そんな人に焦がれてしまう

ぽとっぽとっ、ミンミ、ミミミミミミ。
にぁおーう、にぁおーう
からーん、からーんと蒼白で真っ暗でした

橙色は何処かへ無くしてしまった
ほの暗く凡庸にさえあらず

渡る船賃も散らばっている

おっと、御客さんちゃんとしとくれよ
全く頼りないねぇ

盲目侍daysな感じでした
あれはとてもカビ臭い、死球

ハクシキと呼ばれる先生は威を傘に来た狐に似て
世界に乗っかる乗っかる

沙羅双樹を見に行こう
もう、白くなったのだろうか
沙羅双樹を見に行こう
まだ、枯れていないといいのに

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