生を諦めきれず、尚歩もうとするお変人の決心
いつも決まって思うことがある
それは自分は何でこんなに愚かなのだろうと言うことだ
昨日には、決心したことを今日になっては忘れている。忘れては嘆きを繰り返し、また忘れている。
その度に自分の弱さを思い、その心を鋭利な刃物で一思いに刺してやりたいと思うのだが、そんな意気地もない。
旅する詩人に憧れていたはずなのに、一所に留まって、何か理由をつけては、自分は悪くないと自己肯定を繰り返す。全く情けないものだ。
とりあえず、こんな感情を文章にしてオナニーを繰り返す日々なのだ。せっかくの若さを無駄に浪費したくはないと思いつつも前に進めず、焦燥だけがこの身に積もっていく。
きっと、死んでしまえば、楽なのだろうとも思うのだが、どこがでまだかすかに希望を捨てきれない自分もいる。
おらはやはり、ロックスターにも、文豪にも、絵描きにもなりきれないのかもしれない
馬鹿げた夢をもって、闇雲に踏み出す勇気がこの身に宿っていれば、どれほど力強く生きられただろうか
社会的規範や道徳などに汚された精神ではどうにも
心に入らぬ感情が芽生えてしまう
嗚呼、あの頃の純粋さよ
もう一度戻ってはこないのかと
願うのだが
叶わぬことを思うより、一心に失われた魂を取り戻すための闘争に明け暮れるのが良いのだ
何も考えず、ただ、自分を活かす道を考え抜くのだ
空に浮かぶ、光る雲をのみ見つめ、希望はそこにあると信じて走り出すんだ
他の道を羨むのではいけない、自分の道を開拓していくことが大切なことなんだ。きっと、、