心模様殴書 「一鬼夜行」 第19號 「駄目なやつ」
やっとこさ、どっとこさ
ここまでやってきましたが、
またまた、堕ちています
とかく気だるい感じで
理由を探すほど暇もなく
疲れてしまいました
貴方は情けなく、全く駄目なのです
ひどく腹が痛い
おそらく、その甘い考えがよくないのでしょう
ほんとうにもう駄目なのでしょう
社会や世界は個人の趣味でできているのだと思います
とにかく我の強いものが占めるのだと思います
だから、ある意味我が儘というのは、最強で才能だと思います
私は何をやるにしても、半端者でして、なにかをやり通せたという経験がありません
ひどく頭痛がします
この期におよんで、まだ潔くもなれません
やはりこんなものは居るべきではないのかも知れません
これは太宰さんや、坂口さんの影響なのかも知れませんが、わたしの本性というのがこういうものだったのだと思います
何の才も見いだせないと、自ら蓋をして、自嘲ばかりしている人なのです
全く駄目なのです
そこのけ
そこのけ
俺様のお通りだぜ
と言うものもあるが
そういった人は
苦手です
きっと、おそらく、確証があるわけではないのですが、わたしは駄目なのです