或るフリーターの手記

29才フリーター、日々の雑感を記す

ごみ置き場の野良猫

「そこでなにをしてるんだい?」
夜、ビルの裏、座り込み、コンビニのバイトの休憩時間、高い暗い空からそんな声が雨と共に降ってきた、そんな気がした。


「こんなはずじゃない」なんて負け台詞を
吐くほどの元気すらなんだかどこかへ置いてきた
そんな気がした

僕はいつだって、これはこうなんだと主張するのが苦手だ

すべてを曖昧にしたら少し気が楽になる気がしませんか?

なんて、なんて、、言い訳、言い訳

なにかを目指している訳じゃないが
なにかを変えたいと思っていた
なにかが欲しい訳じゃないが
すべてを捨てたい気分になってた

それでも生きてはいたいと思ってた

全くわがままである

ごみ置き場の野良猫はいつだってそうだった、、

いつだって、、

真夜中、午前3時、さぁ、残りの仕事を片付けよう、、