ごみ置き場の野良猫
「そこでなにをしてるんだい?」
夜、ビルの裏、座り込み、コンビニのバイトの休憩時間、高い暗い空からそんな声が雨と共に降ってきた、そんな気がした。
「こんなはずじゃない」なんて負け台詞を
吐くほどの元気すらなんだかどこかへ置いてきた
そんな気がした
僕はいつだって、これはこうなんだと主張するのが苦手だ
すべてを曖昧にしたら少し気が楽になる気がしませんか?
なんて、なんて、、言い訳、言い訳
なにかを目指している訳じゃないが
なにかを変えたいと思っていた
なにかが欲しい訳じゃないが
すべてを捨てたい気分になってた
それでも生きてはいたいと思ってた
全くわがままである
ごみ置き場の野良猫はいつだってそうだった、、
いつだって、、
真夜中、午前3時、さぁ、残りの仕事を片付けよう、、