夏の夜空に呼ばれても
7月下旬、湿気はひどかったが、暑さはそれほどでもない
朝の10時に寝て、起きると
もう夜の8時を回っていた
週5日コンビニで夜勤のアルバイトをしている僕は
今日、明日が休みということで、少し気分が落ち着いていた
(アルバイトがある日は本当に憂鬱になる
働きたくない、、)
その傍ら、曲作りをしている
その暮らしも、もう4年目
一向に芽がでない、、
まだまだ、楽しさより苦しさの方が大きい
もしかして、世の作曲家とはみんなこんなもんなのかと、、などと、寝ぼけ眼で思案をしていると
とっくに一時間が過ぎる
詩が浮かばなかったり、思い悩んだときは
夜の散歩をする
なんだか少し気分が落ち着き、
夜空などを眺めていると、なんとも心地がよい
散歩路の途中、ある橋を通りかかり
その欄干から身をのりだし
ざぁざぁと流れる川を向かえる
そして、ある程度満足したら、また夜空を
眺めながら帰る
暗い暗いそんな空ばかり
みていたせいか、最近
顔も声も暗くなってきた
その景色が嫌いではないのだが
心に霧がかかって、晴れない
いつのじだいも
青年期とは、そんなものなのか?