或るフリーターの手記

29才フリーター、日々の雑感を記す

「幻想と現実」の話

幻想と現実の境界線
ソンナモノヲ探すのは
なぜだろう?

幻想に浸りたきゃ浸ればいいのに
現実を謳歌したいならすればいいのに

その狭間を探すのは、きっとそこに
うようよ、ねとねとの、吐き気がするほど美しい川が流れてるんじゃないかなーなんてっ
想ってしまうからだと想う

黒と白だけが世界じゃない
世界はいつも決まって色が重なりあい
カオスで同居してるんだろう

どちらかに偏るのではなく、
常にその隙間からチラリと覗く
万華鏡の世界がみたくて
僕は今生きられている

けど、この好奇心さえ失ったら
果たして、僕は生きることを辞めてしまいはしまいかと幾ばくか不安だったりする


現存世界はファンタジー色が概ねよしとされている
気がするが、、どうなんだろう、、

やはり、先人の遺産に、胡座をかいて居直るというのはどうにもけつがむず痒い

僕もそれなりに、ナニかを前に進める
例え進まなくても、、進めようという気持ちでもって生きないとなぁ、、

なんて考えたりしている

いるいるよ、、

いるだけじゃ、だめなのかなぁ、、?

とりあえず早く、この世界のコロナによる混乱が収束することを願いやまない

溺れ、そして、這い上がれ!

~雑多な散文をひとつ~

なにかに溺れる経験は大切なように想う

酒、タバコ、異性、その対象は挙げればきりがないが

なにかを深く知りたいのなら、やはり、それを溺愛することしかないんだと想うのです

寝食を忘れ、そのことを四六時中浮かべ、その海で
ジタバタともがく

時折、ふっと、穏やかな時が訪れ、海面に顔をだせば、空に浮かぶ月などもより一層輝きをましてみえるはず、、

溺れて、そのまんま、死んでしまうことも当然あり得るが、何かを知るにはやはり相応の覚悟が必要ということなんだろう?


様々な海に飛び込み、散々に溺れ、もがき、這い上がれ!

そして、また、
もと居た街に帰るのも良い
新たな暮らしを送るも良い

いずれにせよ、必ず、帰還した暁には、輝く景色が
あるのだと信じる他はないんだ

言葉を、芸を、私を、優しさを探し、個の輝きを放つまで、塗りつぶすのだ

今がきっと、もっとも辛い時期と思うと
後がつらくなるから

突き抜けて楽天、夜の淵、絶望が背中を押しても
決して飛び込まないでおくれ、、

朝焼けを待つ詩人になって
そこで、いつだって、だれとだって
希望を幸福を
高らかに吟っておくれ

そうしよう!、今、僕は、、
そうしよう!そう決めた!

ごみ置き場の野良猫

「そこでなにをしてるんだい?」
夜、ビルの裏、座り込み、コンビニのバイトの休憩時間、高い暗い空からそんな声が雨と共に降ってきた、そんな気がした。


「こんなはずじゃない」なんて負け台詞を
吐くほどの元気すらなんだかどこかへ置いてきた
そんな気がした

僕はいつだって、これはこうなんだと主張するのが苦手だ

すべてを曖昧にしたら少し気が楽になる気がしませんか?

なんて、なんて、、言い訳、言い訳

なにかを目指している訳じゃないが
なにかを変えたいと思っていた
なにかが欲しい訳じゃないが
すべてを捨てたい気分になってた

それでも生きてはいたいと思ってた

全くわがままである

ごみ置き場の野良猫はいつだってそうだった、、

いつだって、、

真夜中、午前3時、さぁ、残りの仕事を片付けよう、、

裸足の哲学者

「空の青さは覚えたかい?」
裸足の哲学者は呑気な顔で僕に尋ねた
「いーやまだまだ」
僕は情けなく笑って答えた

「君は僕よりもずっと長く生きているのにね」


裸足の哲学者は4本足の前2本を折り曲げ、つの字に伸びていた

仕方ないじゃないか
空の青さなどというロマンチズムより、計算を
人の関係を優先させなきゃ暮らしは立たないんだ

「言い訳だねー、、言い訳、、

気にせず1日中、空のこと、その青さのこと
その深いところを1日だって君は見続けたことがないじゃないか?」


「うるさいなーもー」
裸足の哲学者を
けんけん、払いのけた

僕はそいつが好きだ
だから、、嫌いなのだ、、



あーあー難しいー
人間ってのは、、
どうしてこうも複雑なのだ、、

だから嫌いなのだ
だから、、、、

メロディーを紡ぐ風なことを言ってるだけでは全くダメ

メロディーを疎かにしてはいけない!

唄の終着はすべて沈黙である
そこに至るまでの過程にこそ味わいがある

現状のおらの唄には全く味わいがない

思想を強めるだけでは
ひとには響かない

終着にいたるまでの過程、悩み、恐れ、迷い、それでも果敢に臨む、、そういった姿勢が感じられない
作品を出したところで全く、、
箸にも棒にもひっかからん

7年間、やってきたことはすべてリセットしなくては

もう一度、やり直そう
何度でも、やり直そう

生きてりゃ、何度でも挑めばよいのだ、、

例え、それで誰にも届くような出来のものしか
作れなくても、やり抜けば、
たった一人には必ず届く
だからやり抜け、、

唄作り、中途半端にやめんな

己を己で鼓舞して進もう

前でも後ろでも進もう
たくさん逡巡すりゃいいんだ

もっと深く人生を味わうのだ、、

頑張れ、、自分、、がんばれー

いい加減、才能の高望みは無意味としれ
それでもまだ隠れた才能がなんて夢見てしまうけど

努力だー努力努力努力ー
勉強勉強勉強
学ぶのだー

うまずたゆまず

めくるめくメロディー

タンタンタン
タタタタタン

タッタータッター

口ずさみ、歩く

メロディーがいつも似通う

ハァーとため息

うんざりしてる暇はないのです

ダラダラと怠け者の血を滾らせてる場合でも
言い訳をしてる場合でもないのです

これから毎朝遺書を書くつもりで書いてゆこー